0歳からの教育 NEWSWEEK 2011年版を読んでます。
その33pに、アメリカでは、2007年調べでは、親がベイビーTVやベイビーファーストTVという幼児教育(0歳児教育:市場規模25億ドルの教育ビジネス)に効果があると信じて、なんと3ヶ月未満の幼児の40パーセントがテレビを日常的に見せられているんですって!
主な理由は、脳の発達を助けると信じているそうです。
これには本当にびっくりしました。私の周りで知的な大人ほどTVを見ない ( 子供には見せていない)、という感覚があるので、これは違うんじゃないかと、、、。
でも、きっと0歳児教育業界の広告や宣伝が巧みなんでしょうね。だって40パーセントの親が見せているんだから(゚O゚)
こうした考えは事実にやはり反しているそうで、赤ちゃんがテレビを見ることは、考える以上に困難らしいです。
事実、12ヶ月の赤ちゃんを対象に行った最近の実験によると、ビデオ学習では直接指導するより2倍の時間がかかったそうです。
かつ、別の実験では、BGMとしてのテレビ音声が遊びの邪魔になることも示されたそうです。
遊びを通して赤ちゃんは学ぶことを考えると、テレビをつけっぱなしにしているお宅は、それが教育テレビであったとしても、効果どころか害になっている可能性の方が高そうです。