高齢出産記録と育児書感想日記

40代で娘を出産。妊娠中の日記とこれからは育児書の読書感想を記録する予定。

妊婦健診に、いつの時代からエコー検査(超音波診断)が導入されたのか調べてみました

今日は九州での大荒れの天気に影響されてか、眠たくて眠たくて大変でした。眠気に耐えられず、自宅勤務なので、仕事をやりくりして3時間、昼寝をしました(゚O゚)

 

こういう時は、普段飲まないカフェインを摂って乗り切るのがいいのかなあ。一番いいのは、寝れるだけ寝ることなんでしょうけれども。うーん。

 

***************************

戦後はエコー検査がされていると思っていたんだけど、調べてみたらすっごく歴史が浅いんです。

私が生まれた1970年代(私は40代なかばです)は、総合病院でも2、3割の時代だったみたい´д` ;

つまり、7割の病院では、医師はお腹を触ったり、外から見たり、お腹周りサイズで推測していたようで、助産師さんがやっていたこと(助産院でやっていたこと)とほぼ一緒だったそうです。えーほんまかいな!

 

普及率:

1970年以前は総合病院でもたった7.7パーセント、1975年でも、総合病院で34.2パーセント、診療所(クリニック)だと5.5パーセント!しか、超音波機器を導入していなかったということです。思っていたよりも少ない!

 

1990年になってようやくほぼ全部の病院(総合病院、クリニック含む)に普及したそうです。思っていたよりも普及に時間がかかってるなあ。

てことは2016年現在、26歳未満以上の人間は、かなりの確率で、エコーなしで母親が妊婦検診に通っていた、ってことだよね。

 

今でも、医師の間でも、エコーで見たところで、対処のしようがないことも多いし、エコーで見て問題がなかったけれども、突発的に母体に起こるトラブルもあるし、何よりエコーで胎児の問題がわからないことも多いし、わかったところで生まれてくるまで待つしかないことが多いので、、、、という考え方もあるみたいだけど、やっぱりそうは言わないで、医療技術は進歩して欲しいよね。 超音波診断を含む妊婦健診の導入と普及要因というリサーチャー鈴井 江三子さんのPDFファイルがあったので、それを読みました。

普及した要因は、『総じて,超音波診断の普及・推進は 1970年以降に始まった超音波診断の保険導入と,診療報 酬の度重なる引き上げ,および 機器企業育成政 策等によって成立したものであり,「超音波診断によ る妊婦健診の成立」は政策誘導によるものであった といえる.』と68pに書いてありました。

 

 

 

 

以下は61pの抜粋なんだけど、もし興味があったらお読みくださいませ。

 

 

にほんブログ村 マタニティーブログ 高齢出産へ にほんブログ村

にほんブログ村 マタニティーブログ 初産へ にほんブログ村

にほんブログ村 マタニティーブログ 妊娠中期へ にほんブログ村

 

 

 

*****************

1960年代までは,妊婦健診の診察項目(以下,妊 婦健診項目と称す)は一般診察,外診法,聴診,測 診(子宮底と骨盤計測を示す)にくわえ,必要に応 じて内診が提供されていた.

これらの診察内容は,当時の助産婦が修得していた 『白木助産学』 の内容とほぼ同様であったことから, 助産婦と産婦人科医の妊婦健診項目に大きな差異は なかったと考えられる.

しかし超音波診断の導入により,双方の診察内容 が異なった.その導引となったのが , 1965年に制定された母子保健法であったと考えられ る.同法を契機に,医師の定期的な妊婦健診が奨励 され周産期管理の徹底が教示されたためであった.

これは当時の高い数値を示す妊産婦死亡率を改善す るために制定されたものであり,母体の異常の早期 発見,早期治療を目的に医師による定期的な妊婦健 診が推奨されたのである.だが同法は,妊産婦死亡 の改善を目的としておきながら,母体の異常は結局 出生する子どもの異常につながるという考え方に傾 倒し ,「未熟児や不幸な子孫を残さない」 という 理由から超音波診断の導入が奨励された.すなわち 母子保健法の制定は超音波診断の導入を誘引する契 機であったといえる.

妊婦健診における超音波診断の導入が,助産婦と 医師が行う妊婦健診のあり方を大きく変えた.

従来は非可視的で未知の存在であった胎児情報が,同法 を用いることによって,比較的容易に得られるよう になった .また視診,聴診,触診等,個人の感覚 を通して得られていた胎児情報が,超音波診断装置 を通すことによって,客観的なデータとして捉える ことも可能になったのである.さらに臨床経験の年 数に関係なく,誰でもが比較的容易に同一のデータ を得ることができるため,超音波診断を用いた妊婦 健診の導入が推奨されたのである.